コロナウイルスの消毒について。業者選びのポイントと特殊清掃業者が最適な理由
目次
1.まさか…
1-1.蛇口を介して感染
昨年12月に江東区の清澄常務区に所属する都営大江戸線の運転士など39人が、新型コロナウイルスに感染したというニュースがありました。運転士などが感染したため、今年1月11日までの2週間余り、大江戸線は通常時の7割程度に本数を減らして運行しました。
歯磨きなどで使用していた洗面所の蛇口に唾液がつき、汚染された蛇口を介して感染が広がった可能性が高いとニュースで報じられたため、覚えている方も多いことでしょう。
都交通局は「手を洗うために使う蛇口を介した感染の可能性があると聞いて、対応の難しさを痛感した」と言っています。
大江戸線の運転士が寝泊まりしていた庁舎でクラスターが発生したということで、今まで以上にみんなが触る共有物の消毒に気を使う人も増えたことでしょう。クラスターが発生したときは、どこに消毒をお願いしたらよいのでしょか?
2.消毒はプロに任せましょう
2-1.特殊清掃業者とは
特殊清掃とは、変死体が見つかった部屋の血痕や体液の削除、ニオイの除去、
害虫の駆除などをして、そのままでは人が住めないような部屋を、もう一度住めるように原状回復をおこなうことです。
害虫などの駆除、腐敗臭が漂う部屋で作業をおこなうこともあるため、消毒に使う薬剤の取扱いには慣れています。
2-2.ハウスクリーニングか特殊清掃業者か
特殊清掃業者と似たような業種に清掃・消毒除菌業者(ハウスクリーニング・掃除代行)が挙げられます。ハウスクリーニングでも拭き掃除をおこないますが、
特殊清掃のように消毒が目的ではなく、ウイルス感染リスクを下げることを目的としています。
職場や家庭でコロナ消毒が必要になった場合は、ハウスクリーニング業者に作業を依頼するより、特殊清掃業者に作業を依頼したほうが賢明といえるかもしれません。
3.コロナ消毒 業者選び
3-1.業者を選ぶポイントは?
コロナ消毒をおこなうための資格は必要ありません。そのため、実績が乏しいにも関わらず、「コロナ消毒をおこないます」とうたっている業者も存在します。
消毒をおこなう業者を選ぶ際のポイントの1つとしまして、厚生労働省が勧めている薬剤を使用しているか、消毒の際は濃度が守られているか確認しましょう。
消毒作業は作業者にも感染のリスクがあるため、防護服を着用しているか、マスクはNまたはKN95相当であるか、手袋、足カバー、ゴーグルといった重々しい装備をしているかにも注目してください。
また、ホームページなどで実際にコロナ消毒を行った実績があるかを確認するのもポイントです。
「コロナ消毒をおこないます」とうたっているからと言って、安易に業者を選んでしまわないよう注意が必要です。
4.コロナ消毒 FAQ
Q1.手指以外の場所には、どのような消毒が有効なのでしょうか?
A1.テーブルやドアノブなどの表面の拭き掃除には次亜塩素酸ナトリウムを薄めた消毒液が有効です。「次亜塩素酸」の酸化作用などによって新型コロナウイルスを破壊し、無毒化するものです。
衣服などにウイルスが付着した可能性がある場合は、熱湯消毒(80℃のお湯に10分間浸けておく)も有効です。
Q2.コロナウイルスはどのくらいの期間、物質の表面に残存し続けるのでしょうか?
A2.物質によって変わりますが、米国の国立アレルギー・感染症研究所などのグ
ループがプラスチック、ステンレス、銅、段ボールの表面に残存し続けるのか研究した結果、銅は4~8時間で、段ボールは24時間後まで残存していたことを確認しています。
一方でステンレスは48時間後、プラスチックは72時間後まで残存していました。
Q3.飛沫感染するとのことですので、空間除菌も合わせておこなったほうがいいですよね?
A3.世界保健機関(WHO)は、「室内で物の表面を消毒する意味で、消毒剤を空間噴霧することは推奨しない」としています。また屋外であっても、近くに人がいる場合、(空間噴霧は)人の健康に有害になり得るとしています。
現在は、空間除菌の効果が確認できる消毒剤はありませんので、空間除菌はおこなわなくても大丈夫です。
5.コロナ消毒 お役立ち情報
5-1.市販の商品で消毒液を作る
消毒用のエタノールが売り切れなどでない場合、市販されている別の商品を使って、コロナの消毒液を作ることができます。作り置きはしないでください。消毒液を作ったら使い切るように心がけてください。
キッチンハイター、またはキッチンブリーチを使います。
①キッチンハイターでは商品キャップに2杯、キッチンブリーチでは商品キャップに1杯に原液を入れます。
②2リットルのペットボトルを水でいっぱいにし、①で用意した原液を混ぜます。
このとき、風通しの良い場所で作業をおこなってください。
③手袋とマスクをつけ、ゴミを入れるポリ袋を用意します。
④②で作成した消毒液をバケツに移し替えます。
⑤キッチンペーパーを消毒液につけ、軽く水気をきります。
⑥特に手や指が触れる場所や物を意識して拭いていきます。
まず窓の取手、居間・台所のドアノブ、照明スイッチ、テーブル、椅子、ソファー、家電等のリモコン、キーボードやマウスなどから消毒します。人が触る機会が多いものから拭いていくようにします。
上記の場所が拭き終わったら、洗面所、お風呂場、トイレ、玄関のドアノブ、階段の手すりといった場所を拭きます。
丁寧にゆっくりと一方向に拭いていきます。窓などを拭くときは上から下へ、床などは奥から手前に拭いていきます。スプレーなどを使わずに、キッチンペーパーなどで拭くようにしてください。
⑦キッチンハイターなどから作った消毒液を使用した場合は、最後に水拭きします。(水拭きしないと金属のサビや変色の原因にもなります)
⑧使用済みのキッチンペーパーをポリ袋に入れます。
⑨ポリ袋を蓋つきのゴミ箱に捨てます。
6.まとめ
コロナ対策として厚生労働省ので消毒方法を発表していますので、普段から消毒を心がけましょう。
万が一、コロナ陽性者を出してしまい、保健所から消毒の命令が出た場合は、コロナ消毒の実績のある特殊清掃業に依頼するといいでしょう。
適正な業者の見分け方は各業者のホームページ上ではなかな見分けがつきづらく、複数社に見積をお願いして、見分けるには多大な労力がかかります。
そのような業界背景から私たち「特殊清掃の相談所」ができました。
事前にご依頼者様から状況を伺い、その状況にあった適切な業者をご依頼者様にご紹介させて頂くことで、お客様の労力軽減と適切な優良業者を繋げさせていただきます。
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